2016-11-17

テレビ出演のお知らせ

明日放送の「爆報!THEフライデー」 (TBS系列) へ出演します! ぜひご覧ください。

2016-11-12

いよいよ11月も12日で音楽会も1か月後にせまりました。
Haydon先生もいよいよ間近に迫ってホラ!ホラ!と彼の真打がキラキラみえてきます。
彼の音楽語のすごさは本当に並大抵ではなく低音が素知らぬ顔をして同じ形を、しかもpianissimoで何小節も続けているのにソプラノでは艶々しいうたを歌いあげているなどそのバランスが絶妙な味を作り上げているだけに、本当に一つの音もその存在を目から離すことはできません。
12月10日はそのHaydonの天才ぶりを皆様にお伝えしたいと思っています。
音楽って本当に面白い!!

室井摩耶子

2016-10-08

先日録音したNHKラジオ深夜便の放送が
10月13・20・27日の3夜、24時台に放送されます。
眠い目(耳)をこすりつつ聴いてください。

室井 摩耶子

2016-10-01

私はこの頃ピアノというのはなんと不思議な楽器だろうと思う場合が多くなりました。
音楽が人を陽気にさせたり悲しみに引きずり込んだりするのはわかります。またこの頃、私がよく唱えている音楽文法によって人の心理を緊張させたりゆったりさせたりするのもわかります。しかし音色というものがこんなにも必要と思い始めてから、人間の微妙な動きを出すことの不思議さに文字通り、どうしてこんな変化が出るのであろうと思い始めたのです。
Haydonは本当に天才でありますが、彼の楽譜を見ると楽譜に音楽語とも呼びたい確実な指示がなされているのです。同じ型の音型を使っていても、その次に行きたいときの最後の音には”いきたいョ”という意思表示の音色を使わねばならないし、サイゴは ”サヨナラ サヨナラ” と消えていく音色を使わねばなりません。
ピアニストは勿論その方法を知っていますが、キーをポンと押すだけの操作でその意志を持つ音色、つまり人間の微妙な心理の動きを聴かせるとは何なのだろうと思うのです。その微妙の差がつまり芸術なのだが、脳とそれを伝える筋肉、そして指先のタッチで出るものをピアノという楽器が引き受けて、その結果を ”よし来た” と一部の隙もなく(勿論そのピアニストが表現技術をしっかり持たねばらなないのですが)出してくるのです。
ピアノはあの大きな図体の中に木とフェルトで出来たハンマーと長く張られた鋼鉄の弦しかありません。どこにそんな微妙さを引き受けるものを持っているのでしょう。私はピアニストだから必死になってその作曲家の物語を辿るのですが、だから聴いてくださった方が ”素晴らしい  まるでピアノが話しかけてくれるようでした” などと仰ってくださると天にも昇るほどうれしいのであります。

室井摩耶子

2016-08-27

まるで梅雨の続きの様によく雨がふります。
そうかと思うと秋の始まりの様に台風が9号10号11号12号と庭の向こうが見えなくなるくらい驟雨が頻発 ”おおいどうなってる?” と言いたくなりますね。
人間界もおかしな殺人が頻発 ”おおいどうなってるの?” と世の中不安定ですね。
その中で私の12月10日のリサイタルのチラシが届き、私は今や気分一新その準備にHaydn先生との会話に夢中です。
Haydn先生の天才ぶりは本当に面白く、音楽会には是非いらしてくださいね。
ご一緒に楽しみましょう。

室井摩耶子


2016-08-13

すっかりご無沙汰いたしました。
その間、転んで後頭部をぶつけて2か月ほどおとなしくしていましたが もう平気です。
でも平気となったらテレビ朝日やNHKラジオ深夜便の録音やらそれに原稿やらでなんのかのと忙しく追われています。何しろピアニストはいつもピアノ演奏が入りますので、ピアノの練習が大変です。
毎日オリンピックのTVを観ていますが、あの人たちも欠かせない練習が大変だろうと金メダルよりそっちのほうへの思いで一緒にため息をついています。
でも体操って本当にきれいですね。

室井摩耶子

2016-05-21


お花が次々と咲いて今はニオイバンマツリという花が文字通り掴みつけた様に咲き、その花の色が白くなりすごい芳香をまき散らします。その後は紫陽花が「今度は私の番よ」と蕾の先が赤くなり次は百合が蕾をふくらましてますーーーつまり良い季節なのですね。
12月のハイドンの音楽会には私のハイドンもすばらしい花になる事を願っています。
室井 摩耶子

2016-04-27





お庭はもう本当に花ざかりです。
ウチのシンビジュウムがなんと11茎の花枝をつけて華々しく我が家の春を誇っています。又その横には少し大きめの黄色のシンビも7本の花茎!そしてその上を覆いかぶさる様にモッコウバラが眩しいばかりに「私の方がキレイでしょ」と咲いています。私は凡そ何にもしてやらないのに...
枯れたかと思った紫陽花が小さいつぼみを力一杯「こんどは私の出番よ」とひしめきあってると云う所です。本当は親孝行の花たち、私はピアノをそっちのけで「良い子、良い子」と時間があれば楽しんでいます。本当に良い季節です。

室井摩耶子





2016-01-30

2016年1月9日は皆様とハイドンの天才の輝きを楽しみ度く思っておりましたのに遺憾ながら体調をくずしてしまい、音楽会延期の破目に至りました。普段から割に元気な私は「やっぱり94才の体の生理ってこう云うものか」とロ惜しがっておりましたが、今後はこれも計算に入れてやって行くより仕方ないと云う所でしよう。でもお蔭様で体調ももとのリズムに戻り、ハイドン先生とのニコニコニコ時間も少しずつ増えて参りました。4月にはハイドンのCDを作り、12月にはそれらのライブで皆様とハイドンを楽しみたく心がけております。
室井摩耶子

2016-01-08

2016年1月9日(土) 午後2時より東京文化会館小ホールにて予定しておりました
「室井摩耶子トークコンサート」は、室井の体調不良により中止になりました。

公演を楽しみにしていたお客様にはご迷惑とご心配をおかけいたしますことを
心より深くお詫び申し上げます。

お買い求め頂いたチケットは、全額返金させていただきますので、
詳細は、ゼール音楽事務所TEL 03-3995-5221 にお願いいたします。