2013-03-08

ピアノに戻ってきました


漸く春らしくなりホッとしています。
その間 出版されました本が好評のようで色々とお手紙を頂きました。
ありがとうございます。

体調も良くなり 安定してピアノに向かっています。
目下 ハイドンに夢中ですがハイドンという作曲家はなかなか面白く 認識を改めています。特に第2楽章(つまりゆっくりした楽章です)は予想以外の展開を持ち 短い一節に思いもかけぬ想いがこめられております。
ベートーヴェンやモーツァルトではおっとりとある色彩に塗りこめられております。でもハイドンでは何とたくさんの場面が次から次へと出てくることでありましょう。
その変化の多彩さを見ていると「あっ こんな台詞回しもあったのか」とか「こんなことで後どうなるのか」と思っていると、見事に大きな場面に解決していってしまうなどハイドンの思いもかけぬ程の天才ぶりに感嘆しています。

今後 何が出てくるか興味津々です。


また お便りします!

室井摩耶子