2013-12-28

だいぶ体調もよくなりました。
1月18日(土)13時30分より お弟子さんたちの「室井 摩耶子を囲むコンサート」が東京オペラシティ リサイタルホールで行われます。

私はここで12月15日に弾けなかったハイドンの第50番のソナタを弾きます。ハイドンは私の好きな作曲家なので とても嬉しく今度は弾き過ぎ(練習のし過ぎ)などをしないようにピアノを弾く時間をケチっています。でもハイドンさん怒らないでしょうね。

室井 摩耶子

2013-12-19

いつも元気印の私も流石に齢の神様にはアタックされ 楽しみにしていた12月15日の演奏会を中止という状態に追い込まれてしまいました。

皆様には多大なご迷惑をおかけしました。
申し訳ありませんでした。

すっかりショゲこんでおります。

でも おかげさまで体調も戻り、又ピアノとの日々を過ごしております。来年は今までどおりピアノと仲良しの刻を過ごせると思っております。2月にはこの音楽会のプログラムをCD録音を致しますのでぜひ聴いてください。

室井 摩耶子

2013-12-14

お知らせ

12月15日、東京文化会館小ホールにて予定しておりましたトークコンサートは
体調不良により中止することに致しました。

2013-10-28

ピアニストの寝言

折角10月25日には豊田で弾こうとはりきっていたハイドンのソナタが、台風で音楽会キャンセルとなりお蔵入りになってしまいました。
ハイドンのピアノソナタというと、日本ではソナチネの教材にもっぱら使われていたため子供の弾くつまらない曲の範ちゅうに入ってしまいました。ところがハイドンというのは言うなれば凄い天才で、その曲曲にじつにおもしろいドラマが盛り込まれているのです。例えばある音がフツッと短調のキャラクターを響かせるかと思うと、その音がパッとあかるい長調の世界をひらめかすとか、どうしてこんな1つの音に魔法のような感情をきらめかすことができるのだろうと思わせられます。やればやるほど音楽の不可思議さ、面白さを展開してくれるのです。
音楽とは文字通り音を体感できる音楽会場でその最高の歓びが得られるのですから豊田の会場でご一緒にそれを楽しむのを心待ちにしていただけに本当に残念でした。そのせいか夜中にふっとハイドンの1節などが浮かんできます。
でも12月15日には上野の文化会館でもう1度弾くチャンスがあります。それまでに又ハイドンの心根にもっと近づくべく楽譜と音に大奮闘してみましょう。
〝ハイドンさん此方向いてニコニコしてね〟等と夜中に呟いています。
室井摩耶子

2013-10-05

3日ほど前にシロスジアマリリスが勝手に鉢を壊すほど成長して花が咲きました。 私が何もかまってやらなかったのに見事な家族です。

私は体調を崩したり 又元気にピアノを弾いたりで秋のシーズンを迎えました。10月16日にまず第一発。

それが済んだら12月15日の音楽会まで詰ってます。

ブログも次は12月になるか(怠け者!!)と思います。
お忘れなく。



室井 摩耶子

2013-08-07

カレンダーを見ると もう8月です。
日が経つのは早いもので... などと 所謂世の中の常套語を使うのはキライなへそ曲がりですが...やはりカレンダーを見るとため息をついてしまいます。
というのは目下取り組み中のベートーヴェンの第21番ピアノソナタ第二楽章ーイントロダクションに引っかかってしまっているからです。なるほど序奏には間違いないのですが中に書かれた何かを表現しようとすれば序奏でなくなってしまいます。
ピアニッシモも何か中に隠されたような響きー つまり、ピアノの打楽器的な特徴は使えない響きー が要求されます。
なのに何を呟いているのかははっきりと聞こえなくてはならない。その景色を描き出すのに時間ばかり過ぎていくというわけです。
でも もう少ししたら 天にも昇らんばかりの嬉しいお便りをさし上げられることでしょう。

室井摩耶子

(写真は92歳を隠そうとメイクさんと頑張っているところです)

2013-07-31

5月以降 転んだり体調を崩したり その間 音楽会があったりでブログもすっかりご無沙汰していました。漸く体調も整い7月11日の演奏会も終えて 夏らしき風景になってきたら今度は猛暑の到来!!皆様お元気でいらっしゃいますか?「徹子の部屋」「ガチャガチャV6」の放送後、沢山のコメントを頂きありがとうございました!
明日から8月ですが これから12月15日のハイドンとベートーヴェンに向けて猛ダッシュの始まりです。ベートーヴェンは作品53のヴァルド シュタイン ソナタ正に中期の油ののった頃の作品です。作曲家の中期の作品は人間の経過と同じで力に満ちていて演奏する側も生き生きとしたエネルギーが要求されます。それだけにこれから12月までにどのような展開が待っているか一寸楽しみです。

またブログ書きます!
読んでください。
室井摩耶子

2013-05-01

徹子の部屋



先日のブログのあと 2日経ったら徹子さんとの写真が届きました。
結構 嬉しそうな顔をしています。(写真は収録後にパシャリ)

放送日が 2013年5月22日(水)に決まりました。
(2013/5/11更新)


室井 摩耶子

2013-04-24


モッコウバラが文字どおり花の壁をつくりました。

その間 4月16日には「徹子の部屋」の収録があり、何と35年ぶりの出演となり「まあなつかしい」だの「35年ぶりナンテ・・・」と久闊を叙しました。放映はまだ先ですがわかり次第お知らせします。
18日(私の誕生日)には小学館が出版記念会を開いてくださってお部屋に花がいっぱいになりました。その他 AERAで朝食のあり方とかTBSのガチャガチャV6とかで取材がありましたが、何しろ「取材!!何日の何時!!」なんて厳しいのですが(昨日も週刊女性の取材がありました) いざ「何日に見られるの?」には中々明確な返事がなく、よく「貴女のテレビみましたよ」なんて知人から教えてもらったりします。4月17日号の〝女性セブン〟や〝音楽現代5月号〟に紹介記事が載ったそうで今日も〝サンデー毎日〟に記事が載ってるというので本屋さんに電話で注文という状態でテンヤワンヤの毎日です。Amazonの音楽・クラシック部門では第1位とか(一時的に...)。
肉食人種長寿族も「え?誰のこと?」なんていいながら「わたしはピアニストよ」と一生懸命ハイドンやベートーヴェンに夢中になってる日々です。本当に彼らの天才ぶりに触れれば触れるほど人間はなんと素晴らしいことができるのだろうと感嘆いたしております。音楽は作る人と演奏する人と聴く人とで出来上がっているわけです。その素晴らしさを伝える立場にいる私はその使命を全うできるために大いにがんばるつもりです。

室井摩耶子

2013-04-13

いつの間にか4月半ばになってしまいました。
その間 私の本が2冊出版されました。

○ 「明日をもっと素敵にする心の持ち方」マガジン・ハウス
ブログの更新をサボっていた間にコメントを下さった方々ありがとうございました。(もう読んで頂けましたか?)

○「わがままだっていいじゃない」小学館

私が話をしましたことをライターの方が書いてくださったのですが さすが専門家の方々。とても良くまとめてくださって感謝しています。

庭ではドイツアイリスが花を咲かせ、シンビジウムは太太とした花芽が背伸びをし、百合が〝もうじき我が世の春〟と力強い枝を空に差しのべています。でも空気はまだ冷たくて人間にはなかなか初夏の心地よさを持ってきてはくれません。

私はようやく体調もよくなり、ピアノとの会話を楽しめる
ようになりました。あと4日程で92歳になりますが 長寿の現役ピアニストというので この所 テレビや何かで取材に追われています。長寿はご先祖様が私に与えてくださったもので そのためには何も努力をしていない私としては感謝のみです。だって今まで ピアノが弾けて そのためにこれだけのエネルギーを注ぎ込むことができ 発見をしながら音楽の真髄に迫ることを許されているんですもの。
本当に神様からの頂き物としか言えません。

パソコンの置いてある部屋の窓からモッコウバラが花の壁のように咲いています。
ピアノもこの花のように咲き乱れてくれたら良いと思います。

室井摩耶子

2013-03-08

ピアノに戻ってきました


漸く春らしくなりホッとしています。
その間 出版されました本が好評のようで色々とお手紙を頂きました。
ありがとうございます。

体調も良くなり 安定してピアノに向かっています。
目下 ハイドンに夢中ですがハイドンという作曲家はなかなか面白く 認識を改めています。特に第2楽章(つまりゆっくりした楽章です)は予想以外の展開を持ち 短い一節に思いもかけぬ想いがこめられております。
ベートーヴェンやモーツァルトではおっとりとある色彩に塗りこめられております。でもハイドンでは何とたくさんの場面が次から次へと出てくることでありましょう。
その変化の多彩さを見ていると「あっ こんな台詞回しもあったのか」とか「こんなことで後どうなるのか」と思っていると、見事に大きな場面に解決していってしまうなどハイドンの思いもかけぬ程の天才ぶりに感嘆しています。

今後 何が出てくるか興味津々です。


また お便りします!

室井摩耶子



2013-02-26

転び方に注意?

随分長い間 ご無沙汰してしまいました。

その間 二度程転び 一度は頭を打ったと碑文谷の脳外科まで救急車で連れて行かれ一騒動になりました。マネージャーのところには救急車から電話が入って飛び上がったそうです。

検査の結果、なんでもなくて私自身は「摩耶子 何も無かったから何も変化ない」と言い聞かせているのですが おかしなことに体自身が「いや 危ないよ」と歩くことに自信をなくしてオタオタとしている始末で6週間程 病気状態を過ごしました。

その間、音楽会があり一週間程は夜12時くらいまでピアノを弾く非常態勢があり 全く参ってしまいました。これも年のせいとは思いたくないので 反乱を起こした身体に対して怒っているのですが サテサテ?!?!

2月14日には私の本が 「明日をもっと素敵にする心の持ち方」という題でマガジンハウスから出版されました。結構派手な本です。読んでみてください。
私は私のいろんなことがわかってしまって恥ずかしいなんて思っていますが...。

細かくは また来週…。
室井摩耶子